fish

back number fish歌詞
1.fish

作詞:清水依与吏
作曲:清水依与吏

私のスカートが青く揺れている
終わりの言葉に怯えているのね

あなたの話では
悪いのは自分で決して私じゃないとか
じゃあどうしてなの

あの子みたいに笑えれば
あの子みたいに泣けたなら
甘え上手になれてたら
今もそばにいられたの?

さよなら
まだ私を呼ぶ声が
頭の中をまわるまわる
さよなら
ねぇまだ間に合うから
私の震える肩を抱きしめてよ

頼りない星と遠すぎるネオンが
出来の悪い物語の終わりを彩る

あなたの好きな色をした スカートを揺らしながら
あの日みたいに笑えても もうそばにいられない

さよなら
まだ私を呼ぶ声が
頭の中をまわるまわる
さよなら
ねぇまだ間に合うから
私の震える肩を抱きしめてよ

さよなら
あなたは見上げている
私はそれを見つめてる
さよなら
一度だけつぶやいて
続きは心の中に閉まっておくの

あなたがここに帰って来ますように


2.ネタンデルタール人

作詞:清水依与吏
作曲:清水依与吏

なんでいつもあいつばっかみんなに 褒められんだ?頭来んなぁ。
持って生まれてきたものに 差を感じる 不公平だ

輝く姿にため息が出ちゃう その声を聴けばほら舌打ちが出ちゃう
嫉妬は1ミリもしてないけれど イライラモヤモヤが止められないよ

なんであいつと同じに歌えないんだよ
僕も天才ってチヤホヤされたいのに
やる事成す事全部斬新!すごいね!って
言われたいのに 言われたいのに

なんでいつもあいつばっか女に モテまくるんだ?頭来んなぁ。
前世でそれはそれは良い事を たくさんした あぁそれだそれだ

扱う言葉に鳥肌が出ちゃう 有言実行のその態度に 鮫肌が出ちゃう
負けるつもりなんて 皆無なんだけど
現状この立ち位置に 甘んじてるんだ

なんであいつと同じに歌えないんだよ
僕も天才ってチヤホヤされたいのに
煮ても焼いても全部オシャレ!大好き!って
言われたいのに 言われたいのに

本当はわかっているのさ あいつの方が重ねている
やるべき事をひたすら 一枚ずつ 一枚ずつ

ねぇ僕は本気を出し切れてないだけだよ
なるべく油断しながらうかうか待っててよ
大器は晩成なんだよって ジュラ紀から決まってるんだよ
さぁ晩成を始めよう

僕は僕の歌しか歌えないよ だから僕を磨いていくしかないだろう
やる事全部全部やって してないって顔してやろう そしたらもう
妬んでるだけの 時間を終わりにしよう


3.優柔不断宣言

作詞:清水依与吏
作曲:清水依与吏

カレーが良いかなやっぱり牛丼かな
いやいや今日は麺類と決めていたはずだ
一歩街へ出れば誘惑だらけ
あぁ あの子もこの子もみんなかわいいな

選べないものが多すぎるなぁ
So なんでもかんでも欲しいのさ
仕方ないよみんな魅力的だから
答えはひとつじゃなくったっていいのさ

なんだかまるで悪人みたいに
あいつは優柔不断だってみんなは言うけど
言葉を読み解けば優しく柔らかく
ちょっとだけ断れないだけなのさ

誰にも怒られないあの子にも嫌われないなら
あれも選びつつ これも選びつつ

選べないものが多すぎるなぁ
So なんでもかんでも欲しいのさ
仕方ないよみんな魅力的だから
答えはひとつじゃなくったっていいのさ

答えはひとつじゃなくったっていいのさ


4.繋いだ手から

作詞:清水依与吏
作曲:清水依与吏

ここに僕がいて 横に君がいる人生なら
もう何もいらない 嘘じゃなかったはずなのに
電話握りしめて 朝まで口実を探していた
胸の痛みはどこにいたのか こんな事になるまで

何もできない君なら 何でも出来る僕になろう
誓った夜の僕には なんて言い訳して謝ろう

繋いだ手からこぼれ落ちてゆく
出会った頃の気持ちも 君がいてくれる喜びも
僕はずっと忘れていたんだね
離した手から溢れ出してくる
今頃になって君に 言わなきゃいけなかった言葉が
見つかるのはなぜだろう

もしあの日君と 出会えてなかったらきっと僕はまだ
もっと卑屈で もっとセンスのない服着てたろうな

よく笑ってよく食べて よく眠る君につられて
僕は僕になれたのに 全部分かっていたはずなのに

離した手から溢れ出してくる
今頃になって君の 笑った顔ばかり思い出して
言い訳でもしたいのかな

美しい花でも石コロでもなくて
贈るべきだったのは そんなものじゃなくて

繋いだ手からこぼれ落ちてゆく
出会った頃の気持ちも 君がいてくれる喜びも
僕はずっと忘れていたんだね
離した手から溢れ出してくる
今頃になって君に 言わなきゃいけなかった言葉が
やっと見つかったからさ

さっき見つかったからさ